2026年9月22日時点、iPadの最新メジャーOSはiPadOS 27です。9月14日に公開され、非対応の一部モデルにはiPadOS 26.7も提供されています。
「自分のiPadは27にできる?」「古いiPadはもう更新できない?」という疑問もありますよね。この記事ではApple公式情報をもとに、iPadOS 27の対応モデル、26.7との境界、自分のiPadで最新版を確認する方法まで整理します。
iPadのiOS最新版は?2026年9月22日時点ではiPadOS 27
結論からいうと、現在のiPad向け最新メジャーOSは「iPadOS 27」です。
Appleは2026年9月14日、iOS 27、iPadOS 27、macOS 27などのメジャーアップデートを提供開始しました。Appleのセキュリティリリースにも、iOS 27およびiPadOS 27のリリース日は2026年9月14日と記載されています。
ここで最初に整理しておきたいのが、「iOS」と「iPadOS」の違いです。
現在はiPhone向けOSが「iOS」、iPad向けOSが「iPadOS」と分かれています。そのため、「iPadのiOS最新版」と検索している場合でも、実際に確認する名前はiPadOSです。
ただし、「iPadOS 27が最新」という答えだけでは十分ではありません。
同じ2026年9月14日にはiPadOS 26.7も公開されており、iPadOS 27の対象から外れた一部の旧モデルにも更新が提供されています。
つまり、最新版には次の2つの意味があります。
- Appleが公開している最新メジャーOS → iPadOS 27
- 自分のiPadにインストールできる最新OS → モデルによって異なる
この違いを理解しておくと、「27にできないから、このiPadはもう更新終了なの?」という勘違いを避けやすくなります。
僕がこの記事を書こうと思ったのも、ここが理由です。
「最新版は27です」と答えるだけなら簡単ですが、実際に知りたいのは手元のiPadを最新版にできるのか、できない場合はどこまで更新できるのかですよね。
OSを調べるときはバージョン番号だけではなく、「自分の端末に提供されている最新版」を見る。この考え方はiPad以外のPCやスマートフォンでも役立ちます。
出典:Apple『Appleのセキュリティリリース』 https://support.apple.com/ja-jp/100100
出典:Apple『Appleのソフトウェアプラットフォームのメジャーアップデートが利用可能に』 https://www.apple.com/jp/newsroom/2026/09/major-updates-for-apples-software-platforms-are-now-available/
iPadOS 27の対応モデルは?正式モデル別に確認
では、どのiPadならiPadOS 27へアップデートできるのでしょうか。
Appleのサポート情報では「iPad Pro(第4世代以降、M1以降)」という簡略化した表現も使われていますが、iPad Proは画面サイズによって世代番号が異なるため、11インチ、12.9インチ、13インチを分けて確認したほうが正確です。
Appleが公開している対応モデルを正式モデル単位で整理すると、次のようになります。
| シリーズ | iPadOS 27対応モデル |
|---|---|
| iPad | 第9世代、第10世代、iPad(A16) |
| iPad mini | 第6世代、iPad mini(A17 Pro) |
| iPad Air | 第4世代、第5世代、 11インチ(M2/M3/M4)、 13インチ(M2/M3/M4) |
| iPad Pro 11インチ | 第2世代、第3世代、第4世代、M4、M5 |
| iPad Pro 12.9インチ | 第4世代、第5世代、第6世代 |
| iPad Pro 13インチ | M4、M5 |
この一覧を見ると、対応・非対応の「境界線」がかなり分かりやすくなります。
たとえば通常のiPadでは、第9世代がiPadOS 27対応で、第8世代は対象外です。
iPad miniでは、第6世代がiPadOS 27対応で、第5世代は対象外となります。
iPad Airでは第4世代から対応し、第3世代はiPadOS 27の対象外です。
iPad Proは少し複雑で、11インチは第2世代から、12.9インチは第4世代からiPadOS 27に対応します。
つまり、11インチiPad Pro(第1世代)と12.9インチiPad Pro(第3世代)は、iPadOS 27との境界に位置するモデルです。
この境界は、中古iPadを選ぶときにも見逃せません。
本体が正常に動作していても、最新メジャーOSへの対応状況は世代によって変わります。数年間使うつもりなら、価格やストレージ容量だけでなく、現在どのOS世代まで対応しているかも確認材料にしたいところです。
ただし、iPadOS 27に対応していれば、iPadOS 27で紹介されるすべての機能を必ず利用できるという意味ではありません。
Appleも、利用できる機能やアプリはiPadのモデル、地域、言語、通信事業者などによって異なる場合があると案内しています。
OSへの対応と、個別機能への対応は別物と覚えておくと分かりやすいですよ!
出典:Apple『iPadOS 27をダウンロードする方法』 https://support.apple.com/ja-jp/148850
出典:Apple『iPad models compatible with iPadOS 27』 https://support.apple.com/guide/ipad/ipad-models-compatible-with-ipados-27-ipad213a25b2/27/ipados/27
iPadOS 27非対応モデルは?iPadOS 26.7との境界を確認
「iPadOS 27に対応していなかったら、もうアップデート終了?」
そうとは限りません。
AppleはiPadOS 27と同じ2026年9月14日に、iPadOS 26.7も公開しています。
Appleのセキュリティリリースによると、iPadOS 26.7は次の範囲を対象としています。
- 12.9インチiPad Pro(第3世代)以降
- 11インチiPad Pro(第1世代)以降
- iPad Air(第3世代)以降
- iPad(第8世代)以降
- iPad mini(第5世代)以降
iPadOS 27との違いを見ると、境界がはっきりします。
たとえばiPad(第8世代)はiPadOS 26.7の対象ですが、iPadOS 27には対応しません。一方、第9世代はiPadOS 27に対応します。
iPad miniも同様で、第5世代は26.7の対象、第6世代は27の対象です。
iPad Airでは第3世代と第4世代、11インチiPad Proでは第1世代と第2世代、12.9インチiPad Proでは第3世代と第4世代が境界になります。
ここで重要なのは、「最新メジャーOSに上げられない」と「ソフトウェア更新が完全に終わった」は同じ意味ではないことです。
Appleのセキュリティリリースを見ると、新しいメジャーOSとは別に、旧OS系列へのアップデートが提供されるケースがあります。
したがって、「27にできない」という理由だけで更新状況を判断するのではなく、実際にそのiPadへ提供されているソフトウェアアップデートを確認することが大切です。
僕はこの仕組みを、一本の道路というより途中から複数に分かれる路線図のように考えると理解しやすいと思っています。
新しいiPadは最新メジャー版の27へ進み、一部の旧モデルは26系列などで更新を受ける。さらに古いモデルについても、別系列のセキュリティ更新が提供される場合があります。
そのため「最新は何番?」だけを見るより、自分の機種に現在何が提供されているかを見るほうが実用的です。
出典:Apple『Appleのセキュリティリリース』 https://support.apple.com/ja-jp/100100
自分のiPadの最新バージョンはどう確認する?
自分のiPadが何世代なのか、現在どのiPadOSが入っているのか分からなくても大丈夫です。
まず現在インストールされているiPadOSを確認する場合は、
「設定」→「一般」→「情報」
と進みます。
Appleも、この手順で現在のiPadOSバージョンを確認できると案内しています。
アップデートが提供されているか確認するときは、
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
と進みます。
Appleによると、そのiPadに対応するアップデートのみが表示されます。つまり、自分で「27を探して無理に入れる」のではなく、まずソフトウェアアップデート画面を見るのが基本です。
アップデートする場合は、先にバックアップも確認しておきましょう。
AppleもiPadOS 27へのアップデート前に、デバイスをバックアップして大切な情報のコピーを保存するよう案内しています。
僕がSEとして特に意識したいのは、「アップデート可能」と「今すぐアップデートして業務に影響がない」は別の話だという点です。
個人利用ならバックアップを確認するだけで済むケースもありますが、仕事や学校でiPadを使っているなら、OS更新前に次のような項目も確認しておくと安心です。
- 毎日使っている重要アプリがiPadOS 27に対応しているか
- VPNや認証アプリが対応しているか
- プリンター、キーボードなどの周辺機器に問題がないか
- 会社や学校でMDMなどによる端末管理を受けていないか
- 写真やファイルなど必要なデータをバックアップできているか
特に業務端末は、「新しいOSが出た=すぐ更新」が必ずしも正解ではありません。
会社や学校から更新時期を指定されている場合は、そのルールを優先しましょう。
反対に、個人利用で互換性に問題がなく、更新が正式に提供されているなら、セキュリティ面からもアップデートを長期間放置しないことが大切です。
出典:Apple『iPadOS 27をダウンロードする方法』 https://support.apple.com/ja-jp/148850
iPadOS 27の新機能は?Siri AIは日本語提供時期に注意
この記事の中心は「iPadの最新版と対応モデル」なので、新機能については判断に必要なポイントだけ押さえておきましょう。
iPadOS 27では、Siri AI、次世代のApple Intelligence、ビジュアルインテリジェンス、パフォーマンス改善などが大きな変更点として紹介されています。
特に注目されているのがSiri AIです。
AppleはSiri AIをApple Intelligenceによる会話型AIアシスタントとして紹介しており、自然な会話による質問のほか、写真やメール、メモから必要な情報を探したり、対応するアプリでアクションを実行したりする機能を案内しています。
ただし、2026年9月22日時点でSiri AIは英語から対応を開始しており、日本語についてAppleは「年内」に利用可能になると案内しています。
Appleの機能提供状況ページでも、Siri AIそのものは現時点で英語で利用可能とされています。つまり、iPadOS 27へ更新した日本のユーザーが、ただちにSiri AIを日本語で利用できるという意味ではありません。
この点は「OSをインストールできるか」と「目的の機能を利用できるか」を分けて考える好例ですね。
iPadOS 27ではそのほか、ファイル操作や外付けドライブへの転送、アプリ起動、AirDrop、ネットワーク切り替えなどの改善も紹介されています。
Appleは、ファイルのブラウズとiPadから外付けドライブへのファイル転送について最大5倍高速と説明していますが、これはAppleが示す条件下での性能表現です。実際の速度はiPad、ストレージ、接続方法、ファイルなどによって変わると考えたほうがよいでしょう。
僕としては、Siri AIのような派手な新機能だけでなく、こうした毎日のファイル操作や接続性の改善にも注目しています。
ただ、「Siri AIを使いたいから27へ上げる」という場合は、OS対応・端末対応・言語対応の3つを確認してから判断するのが分かりやすいでしょう。
出典:Apple『OS – iPadOS 27』 https://www.apple.com/jp/os/ipados/
出典:Apple『iOSとiPadOS 27 – 利用できる機能』 https://www.apple.com/jp/ios/feature-availability/
iPadの買い替え時期はOS番号だけで判断するべき?
ここからは僕なりの考察です。
今回のiPadOS 27と26.7の対応状況を調べて改めて感じたのは、iPadの寿命を「最新OSにできるか」だけで判断するのは少し早いということです。
iPadを使い続けられるか考えるなら、僕は次の3段階に分けて見るのが実用的だと考えています。
1つ目は、最新メジャーOSに対応しているか。
iPadOS 27に対応していれば、新しいOS世代へ進めるという分かりやすいメリットがあります。
2つ目は、現在のOS系列にセキュリティ更新が提供されているか。
今回のiPadOS 26.7のように、最新メジャーOSの対象外でも更新が提供されるモデルがあります。
3つ目は、自分に必要なアプリや機能が利用できるか。
これが実際の使い勝手では一番重要になる場合もあります。
たとえば動画視聴や電子書籍専用なら、最新AI機能が使えなくても困らない人はいるでしょう。
一方、仕事用アプリ、クラウドサービス、最新機能を数年間使いたい場合は、OS対応の境界ギリギリにある中古モデルより、対応範囲に余裕のあるモデルを検討する考え方もあります。
ただし、「何世代新しければ何年間使える」と単純に断定することはできません。
将来のiPadOS対応機種をAppleが事前に保証しているわけではないためです。
中古iPadを選ぶなら、「○年使える」と予想だけで決めるより、現在の最新OSとの距離、必要なアプリの対応、バッテリー状態、用途、価格をまとめて判断するほうが現実的でしょう。
これはPCでも同じですが、端末は電源が入るだけで「十分使える」とは限らなくなっています。
一方で、最新OSに上げられないという理由だけで、正常に使えている端末をすぐ買い替える必要があるとも限りません。
「最新か古いか」ではなく、「自分の用途に必要なサポートが残っているか」。
僕は、この見方が今のiPadを判断するときに一番役立つと考えています。
まとめ:iPadのiOS最新版はiPadOS 27、機種ごとの確認が重要
2026年9月22日時点で、iPad向けの最新メジャーOSはiPadOS 27です。Appleは2026年9月14日にiPadOS 27を公開しました。
対応境界は、通常のiPadが第9世代以降、iPad miniが第6世代以降、iPad Airが第4世代以降です。iPad Proは画面サイズによって異なり、11インチは第2世代以降、12.9インチは第4世代以降が対応します。13インチのM4・M5モデルも対象です。
一方、iPad(第8世代)、iPad mini(第5世代)、iPad Air(第3世代)、11インチiPad Pro(第1世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代)などはiPadOS 27の対象外ですが、2026年9月14日公開のiPadOS 26.7の対象に含まれています。
そのため「iPadのiOS最新版は?」への正確な答えは、Apple全体の最新メジャー版はiPadOS 27。ただし、自分のiPadで利用できる最新版はモデルによって異なるとなります。
迷ったら、「設定」→「一般」→「情報」で現在のバージョンを確認し、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で、そのiPadに提供されている最新版を確認してみましょう。
OS番号だけでなく、モデル・セキュリティ更新・必要なアプリや機能までセットで見ることが、iPadをこれからも使うか判断する近道ですよ!
よくある質問
iPadのiOS最新版は何ですか?
2026年9月22日時点では、iPadOS 27が最新メジャーバージョンです。iPadでは現在、iPhone向けの「iOS」ではなく「iPadOS」という名称が使われています。
iPadOS 27にアップデートできないiPadはもう使えませんか?
iPadOS 27非対応だからといって、直ちに使えなくなるわけではありません。
たとえばiPad(第8世代)やiPad mini(第5世代)などはiPadOS 27の対象外ですが、2026年9月14日に公開されたiPadOS 26.7の対象です。今後については、Appleから提供される更新と利用しているアプリの対応状況を確認しましょう。
iPadの現在のOSバージョンはどこで確認できますか?
現在のiPadOSは「設定」→「一般」→「情報」から確認できます。
新しいアップデートが提供されているか確認するときは、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進みます。大型アップデート前には、大切なデータのバックアップも確認しておきましょう。
出典:Apple『iPadOS 27をダウンロードする方法』 https://support.apple.com/ja-jp/148850
出典:Apple『Appleのセキュリティリリース』 https://support.apple.com/ja-jp/100100
高橋健太(たかはしけんた)/現役SEのIT探求ブロガー


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